【簿記3級】独学で合格は難しい⁉ そんなに甘くないよ

      

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こんにちは!速習簿記CAMPです。

みなさん、簿記3級くらいいつでもとれるなんて思っていませんか?思ってますよね。

はっきり言いますが、おそらくあなたは合格できません

なぜこんなことを言うのかというと、まともに勉強すら始めないからです。世間では、簿記3級について、すぐに取れるだとか、落ちる奴はバカだとか散々なことを言われて、みんな感覚がバグってきているんじゃないかと思います。

というわけで今回は、舐められがちな簿記3級の実態についてお話していきます。

 

どうして簿記3級は舐められるのか?

巷ではかなり舐められている簿記3級ですが、僕としてはかなり過小評価されているように感じます。たしかに、簿記3級単体の資格では、社会人としてのスキルを証明するには力不足であることは否めませんし、50~100時間と比較的短い学習時間で合格が可能とされているため資格の中では優しい難易度のものに分類されるでしょう。理論上では、1日7時間以上勉強すれば一週間で取得することも可能です。確かに、難易度は易しいかもしれませんが、さすがに過小評価されすぎだと思うのです。

それもこれもすべて簿記3級に合格した人がこぞって、誰でも取れる資格だの、落ちたらバカだの、独学で1週間でとれるだの、いい気になって言い始めたおかげです。その意識が広がることで、やる気になったらいつでもとれるだろうなんて安易な考えで臨んむ人がことごとく落ちていくのでしょう。

先に宣言しておきますが、簿記3級は難しいです。皆さんが思っている何倍も難しいです。ふらっとコンビニによる感覚で簿記3級に臨むと、きっとあなたは挫折するでしょう。簿記3級は皆さんが思っているほど簡単でもないですし、重要度の低い資格でもありません。簿記3級を満足に理解できていない人間に簿記2級はもちろん、その先のステップは踏むことはできません。

 

簿記3級合格までの壁

 

スケジュール管理の壁

大学生であれば、授業にサークル、バイトに遊び。社会人の方であれば、朝から晩まで仕事。その中で、自主的に勉強時間を確保し、スケジューリングしていくのは皆さんもご存じのとおりかなり大変です。

実際に学習を始める壁

予定までは立てたけど、実際に実行するまでに至らなっかたなんて方は、少なくないと思います。僕も、予定を立てるのは楽しかったり、やる気に満ち溢れていたけど、それで終わりなんてことはよくあります。独学の最も難しい点の一つは、思い立ってから実際に始めることだと考えます。当ブログを読まれている方の中にも、開いていない参考書が眠っているなんて方もいらっしゃるでしょう。就活までには簿記3級くらいはとりたいなんて言ってそのまま卒業していく人がゴロゴロいます。強制力やきっかけの弱い独学では、たかだか簿記3級でさえ、机上の空論に終わってしまうことも少なくありません。

学習を継続する壁

勉強を始めることには成功したけど、日々忙しくてなかなか勉強に手が付けられなかったとか、誘惑に負けてサボってしまった。こんなパターンもよく見かけます。やはり、勉強を始めて、それを継続するというのは、資格の難易度にかかわらず相当に難易度の高いことです。これを強制力のない独学でモチベーションを維持しながら行うのはかなり難しいことでしょう。

新しい概念理解の壁

甘く見られがちな簿記3級ですが、多くの方にとっては全く触れたことのない、新しい概念をイチから学ぶことになります。そのため、見聞きしたことのない専門用語や、概念が頻出します。一人でこのストレスに耐えながら、モチベーションを維持し、学習を継続するというのは僕が言うまでもなく至難の業であります。

 

世論と本来の難易度に乖離がある

 

簿記3級はそこそこ難しい

先ほども言いましたが、多くの人にとって全く触れたことのない新しい用語と概念に触れるのが簿記3級になります。つまり、簿記3級は、上位級である2級、1級、さらには金融系の資格などあらゆるものの基礎としての役割があります。もちろん、社会で当たり前に用いられている知識でもあるため、ビジネスや社会人にとっても必要な最低限の知識になります。どんなものにおいても、ゼロイチが最も難しいと僕は考えます。例えば、停止している車が動き出すときが最もエネルギーを使うように、動き出してから、軌道に乗せるまでが大変なのです。多くの方は、本格的に最初、英語を学んだのは中学生だったと思います。もし、それが全くの独学だった時、今のように英語を扱えていたでしょうか。大学受験を切り抜けられるだけの英語を身につけることが出来たでしょうか。そこに年齢は全く関係はありません。要するに、簿記3級を独学でやるということは、中学英語の不規則動詞に対する不快感を一人で抑えて自主的に調べ、こういうものなのだと思い、覚えて乗り越えていくということなのです。ですが、このハードルを一人で乗り越えることのできたどれだけいますか。おそらく、英語の先生に、小テストをするから、こういうものだと思って覚えて来いと指導され、強制力のある環境でそのハードルを乗り越えてきたのではないでしょうか。

つまり簿記3級は、簿記2級などの、その先の応用に進むための基礎であり、前提なのです。だからこそ、その科目、分野独特の概念や性質を勉強していきます。算数が出来なければ数学ができないように、基礎科学が出来なければ化学が出来ないように。ひらがな、漢字が出来なければ国語ができないように。ですが、ある程度基礎がわかれば、たとえ独学であってもある程度参考書を読めば学習が進められたなんて人も多いのではないでしょうか。だからこそ、誰でも彼でも独学で合格できるほど簿記3級は易しくないと言っているのです。

簿記3級に半分以上は落ちてる

これは知らない人も多いのですが、簿記3級はだいたい60%くらいの人は落ちます。もちろんこれは、勉強を始めてそれなりに準備した人の中での話です。つまり、そのうち始めるなんて言っている人を含めたら、実際に合格までたどりつことのできる人の割合は、20%もいないかもしれません。本当に皆さんの自信や、簿記3級に対する見積りは適正なものなのか考えなおした方がいいかもしれません。

 

理解が煩雑で、間違いに気づいていない【独学】

上記でも申し上げましたが、簿記3級は、上位級や、金融系資格、ビジネス、社会において必要な知識の基礎であります。しかし、簿記3級を独学で学んでいる人の多くは、あまりにも理解が煩雑です。ここでいう理解は、簿記特有の概念の話です。この概念を深く理解することなく、暗記中心の勉強で乗り切ろうとしている人が多すぎます。これでは、次のステップで苦労することになります。

理解が煩雑なだけならいいのですが、その煩雑さや、間違いに気づいてないままのことがあります。これだと、試験に落ちた反省を生かせず、ケアレスミスで失敗したと勘違いしている人も少なくありません。

きっと簿記3級に興味がある方は、最低でも簿記2級まではとりたいと考えている方が大半でしょう。もしそうであれば、土台が安定していなければその先はありません。ゼロイチが最も難しいということを何度も申し上げています。簿記3級こそ独学ではなく、誰かに教わり道筋を立ててもらうことで、最も早く、最も安く、最も確実に望むところまで進むことが出来るのではないか思います。

 

おわりに

今回は、簿記3級に対する評価の甘さについてお話しました。もちろん独学で合格は可能ですし、十分に理解をしたうえで、上位級にチャレンジできる方もいらっしゃいます。しかし、その一方でそのうちと先延ばしにして合格までたどり着けなかった人や、勉強して挫折をした人、勘違いをしてしまっている人が多く存在しているのも事実です。最低でも簿記2級までは合格したいと考えている人が大半だと思います。この回で申し上げたいのは、だからこそ最初の1歩である簿記3級を確実にしていくのが大切なのではないのかということです。

ご精読ありがとうございました。

 

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