こんにちは!速習簿記CAMPです。
【前編】に続きお越し下さった方々、本当にありがとうございます。
まだ【前編】を読まれてない方は、ぜひ下のリンクから読んでみてください。【前編】を読んでいない方でも、問題ない内容になっています。
これだけは最初に読んで
では、本題に入っていきます。
前回、簿記の本質は 貸借対照表と損益計算書 にあり、簿記3級はこの本質を理解することで学習の半分は終わったと言っても過言ではないということをお話しました。
この【中編】では、世間に出回っている勉強法と僕の言う勉強法は、どういった点が違うのか、具体的にお話していこうと思います。
多くの人は何を間違えているのか
ネット上には、簿記3級の攻略法的なサイトが多く存在しますが、僕が言っている本質に触れていたものは、ほとんどありませんでした。ほとんどのサイトの解説は、簡単にまとめるとだいたい以下のようになります。
仕訳を攻略するためには以下のたった数個のルールを覚えるだけです。
借方 / 貸方
資産(増加) / 資産(減少)
負債(減少) / 負債(増加)
資本(減少) / 資本(増加)
費用(発生) / 収益(発生)
これらのルールを抑えて、体が覚えるまで反復練習をしまくりましょう。
僕が行った予備校もこんな感じの解説をしていました。
僕の言っている本質的な理解とは、なんでこういうルール、法則になるのかです。
そこを理解しようよって話です。
規則性やルールを覚えることの危険性
僕が本質的理解を進めるのは、先ほど紹介したような勉強法には、大きな欠陥を抱えているからです。
それは、何かわかりますか?
まず、覚えるのに時間がかかるんですよね。
問題を解きながら反復して覚えていくとはいえ、
そこには根拠がないので、身につくのに時間がかかるんです。
でも、そんなことは数をこなせば解決する話ですから、大した問題にはなりません。
では、何が問題なのか。
皆さん、想像してみて下さい。
あなたはこれから簿記3級の試験を受けます。
この日のために、長い時間と、努力を重ね、一生懸命勉強してきました。
そして、試験時間が近づいてきました。とても緊張しています。
試験が開始されました。
時間制限がある中、緊張と焦りを感じながら、仕訳の問題にとりかかる。
そんな時、
あれ、資産の増加って借方であってたっけ?、、、
緊張で予期せぬ事態が起こる可能性
十分ありますよね。
僕の言いたいことわかりましたか?
あのルール、ド忘れしたらどうするんですか?
そりゃ、体に染みついてるから、そんなこと起こらないかもしれません。
でも、そうならないとも言い切れませんよね?
皆さんは、経験がありませんか?
テスト前はあんなに注意して覚えていた公式や、単語を本番になって急に思い出せなくなったり、頭が混乱してしまった経験が。
そんな時、その仕訳が正しいと確かめる方法はどこにありますか?
すべては、ルールをちゃんと覚えている前提の話ですよね?
緊張するような状況の時こそ、
確固たる自信をもって、問題を解けるように準備しておくべきではないですか?
これこそが、僕の言いたいこの勉強法の大きな欠陥です。
ルールは根拠を持って理解しろ
簿記は、企業の経営活動や、実態を客観的に把握するために、わかりやすく記録するものであり、そのルールは根拠と理由を持って人が考えたものです。
なぜ、資産が増加すると借方に記帳するのか。
なぜ負債が増加すると貸方に記帳するのか。
これを説明できれば、あなたは簿記の仕訳問題を普遍的に攻略することが出来ます。
予期せぬ問題が起こっても、その根拠がわかっていれば思い出すことは容易なのです。
おわりに
次回【後編】では、どうすればあのルールを覚えなくて済むのかについて具体的にお話します。
よく言われる簿記のルールや規則性を理解していく姿勢が、皆さんの簿記に対する考え方や見方を大きく変えてくれます。
この記事がそのきかっけになれば幸いです。
次回【後編】も読んでいただけると嬉しいです!
最後までご拝読いただきありがとうございました。
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